リフォームローンを探していると、「結局どこがおすすめ?」「銀行・ろうきん・JAは何が違う?」と迷う方も多いでしょう。
結論からいうと、すべての人にとって一番おすすめのリフォームローンはありません。
工事金額、返済期間、勤務先や組合加入状況、住宅ローンの利用銀行、省エネ工事の有無などによって、向いている選択肢が変わるからです。
この記事では、銀行・ろうきん・JA・住宅金融支援機構などのリフォーム向け融資を比較し、どのような人にどのタイプが向いているのかを2026年時点の公式情報をもとに解説します。
先に結論
○ 手続きのしやすさ重視 → 銀行の無担保リフォームローン
○ ろうきん会員・生協組合員など → ろうきんを確認
○ 地域のJAを利用している → JAリフォームローンを確認
○ 省エネ改修 → 住宅金融支援機構のグリーンリフォームローンも候補
○ 最終的には金利ではなく総返済額・条件・必要借入額で比較する
リフォームローン全体の仕組みを先に確認したい方は、リフォームローン完全ガイドをご覧ください。
- 1 リフォームローンの主な選択肢を比較
- 2 おすすめ1|銀行の無担保リフォームローン
- 3 銀行ローンが向いている人
- 4 おすすめ2|ろうきんのリフォームローン
- 5 ろうきんが向いている人
- 6 おすすめ3|JAバンクのリフォームローン
- 7 JAが向いている人
- 8 おすすめ4|省エネならグリーンリフォームローン
- 9 グリーンリフォームローンが向いている人
- 10 大規模リフォームは無担保ローンだけで決めない
- 11 タイプ別|おすすめの選び方
- 12 「おすすめランキング」だけで決めてはいけない理由
- 13 金利だけで決めない
- 14 無担保と有担保はどちらがおすすめ?
- 15 固定金利・変動金利はどちらがおすすめ?
- 16 審査に不安がある場合の選び方
- 17 借入額を減らすことが一番の金利対策になる場合も
- 18 リフォームローン比較で確認したい10項目
- 19 リフォームローンを選ぶ順番
- 20 ローンを決める前に見積もりを比較する
- 21 公式情報・参考情報
- 22 よくある質問
- 23 まとめ|おすすめは「自分の条件」によって変わる
リフォームローンの主な選択肢を比較
| 選択肢 | 主な特徴 | 向いているケース |
|---|---|---|
| 銀行 | 無担保型・Web申込み対応商品などがある | 手続きをシンプルにしたい |
| ろうきん | 会員区分等によって優遇がある商品もある | 勤務先の労組・生協などとの関係がある |
| JA | 地域のJAごとに融資条件が異なる | 地域JAを利用している・相談したい |
| 住宅金融支援機構 | 省エネ・耐震など一定の工事を対象とする融資がある | 断熱・省エネ改修などを行う |
| 有担保型・住宅ローン型 | 高額・長期借入に対応する商品もある | 大規模・フルリフォーム |
おすすめ1|銀行の無担保リフォームローン
水回り、外壁、屋根などの比較的中規模なリフォームでは、銀行の無担保型リフォームローンが選択肢になります。
担保設定が不要なため、一般的に有担保型より手続きを進めやすいのが特徴です。
例えば三菱UFJ銀行のネットDEリフォームローンでは、2026年9月時点で、
- インターネット受付
- 無担保型
- 借入金額50万円以上1,000万円以内
- 借入期間6か月以上15年以内
- 変動金利
という商品内容が案内されています。
一方で、適用金利は借入時点で変わる場合があります。
Web上に表示された金利だけでなく、実際の借入時に適用される条件を確認しましょう。
銀行ローンが向いている人
- 担保を設定したくない
- 500万円前後までの部分リフォーム
- ネット中心で手続きを進めたい
- 既に利用している銀行がある
- 住宅ローン利用者向け優遇を確認したい
特に住宅ローンを利用している銀行では、リフォームローンの優遇条件が設定される場合があります。
おすすめ2|ろうきんのリフォームローン
勤務先の労働組合や生協などを通じてろうきんを利用できる方は、リフォームローンも確認する価値があります。
ろうきんは地域ごとに金融機関が分かれており、条件は地域や会員区分によって異なります。
例えば中央ろうきんでは無担保型リフォームローンについて、融資額最高2,000万円、融資期間最長20年と案内しています。
また、会員区分等によって金利引下げ制度が設けられている場合があります。
ろうきんは全国一律の商品条件ではありません。
自分の居住地域を担当するろうきんの公式サイトで条件を確認してください。
ろうきんが向いている人
- 勤務先の労働組合がろうきん会員
- 生協組合員
- 給与振込など既に取引がある
- 無担保で比較的大きな金額を借りたい
- 銀行以外の商品とも比較したい
おすすめ3|JAバンクのリフォームローン
JAバンクでも、住宅の増改築・改装・補修などに利用できるリフォームローンが用意されています。
ただし、JAバンクは融資条件や金利が各JAによって異なるため、全国一律の金利ランキングとして比較することはできません。
JAバンク公式サイトでも、金利などの融資条件は各JAによって異なると案内されています。
地域によってはインターネットで事前申込みができる商品もあります。
JAが向いている人
- 普段からJAを利用している
- 近くに相談できるJA店舗がある
- 地域金融機関と相談しながら進めたい
- 他の銀行と条件を比較したい
全国向けの記事では、特定地域のJA金利を「全国相場」として判断しないことが重要です。
おすすめ4|省エネならグリーンリフォームローン
断熱改修などを行う場合は、住宅金融支援機構のグリーンリフォームローンも確認しましょう。
対象となる省エネリフォーム工事など所定の条件を満たす必要があります。
2026年9月時点では、融資限度額は次のうち最も低い額とされています。
- 1,000万円
- 省エネリフォーム工事費の2倍
- 補助金を差し引いたリフォーム工事費
通常の銀行ローンとは対象条件が異なるため、すべてのリフォームに利用できるわけではありません。
グリーンリフォームローンが向いている人
- 窓の断熱改修
- 外壁・屋根などの断熱改修
- 省エネ性能を高める工事
- 補助金と合わせて資金計画を考えたい
窓リフォームを検討している方は、窓リフォームの費用相場も参考にしてください。
大規模リフォームは無担保ローンだけで決めない
戸建ての全面改修やフルリフォームでは、1,000万円を超える工事になることもあります。
その場合、一般的な無担保リフォームローンだけでなく、
- 有担保型ローン
- 住宅ローン型の商品
- 住宅ローン借換え+リフォーム資金
なども比較対象になります。
高額工事では金利差だけでなく、長期返済による総利息の差も大きくなります。
タイプ別|おすすめの選び方
| 希望・状況 | まず確認したい選択肢 |
|---|---|
| 手続きを簡単にしたい | 銀行のWeb型無担保ローン |
| 住宅ローン返済中 | 現在利用中の銀行 |
| ろうきん会員・生協組合員 | 地域のろうきん |
| JAを普段利用している | 地域のJA |
| 省エネ改修 | 住宅金融支援機構+民間ローン |
| 1,000万円超の大規模工事 | 有担保・住宅ローン型も比較 |
| 金利上昇が不安 | 固定金利タイプも比較 |
| 返済期間を短くしたい | 無担保型を中心に総返済額比較 |
「おすすめランキング」だけで決めてはいけない理由
検索すると、「リフォームローンおすすめランキング」「低金利ランキング」といった情報が多く出てきます。
しかし、ランキング上位の商品が自分にとって最適とは限りません。
理由は、
- 適用金利が人によって違う場合がある
- 会員限定の優遇がある
- 住宅ローン利用者限定の優遇がある
- 地域限定の商品がある
- 工事内容による条件がある
- 保証料・手数料が異なる
ためです。
ランキングは候補探しに使い、最終判断は自分へ実際に適用される条件で比較してください。
金利だけで決めない
ローン比較で最も注意したいのが、金利だけを見て決めることです。
確認したい項目は、
- 適用金利
- 保証料
- 事務手数料
- 担保設定費用
- 団体信用生命保険
- 繰上返済手数料
- 返済期間
- 総返済額
です。
金利の詳しい比較方法は、リフォームローン金利の相場と比較方法をご覧ください。
無担保と有担保はどちらがおすすめ?
| 比較項目 | 無担保型 | 有担保型 |
|---|---|---|
| 手続き | 比較的シンプル | 担保設定等が必要な場合あり |
| 借入額 | 比較的小~中規模 | 高額に対応しやすい |
| 期間 | 比較的短め | 長期を選べる場合あり |
| 諸費用 | 比較的少ない | 登記費用等が発生する場合あり |
| 向く工事 | 部分リフォーム | 大規模リフォーム |
工事費が数百万円程度なら、まず無担保型を確認すると比較しやすいでしょう。
一方、大規模工事では、有担保型も含めた総コスト比較が重要です。
固定金利・変動金利はどちらがおすすめ?
これも一律の正解はありません。
変動金利は将来的に適用金利が変わる可能性があります。
固定金利は返済額の見通しを立てやすい反面、借入時の条件が変動型と異なる場合があります。
借入期間が長いほど、将来の金利変動も含めて考えましょう。
審査に不安がある場合の選び方
審査が不安だからといって、「審査が緩い」と宣伝されている商品だけを探すのはおすすめできません。
まず、
- 現在の借入状況
- 希望借入額
- 返済期間
- 工事費
- 自己資金
を整理しましょう。
審査については、リフォームローン審査は厳しい?通らない理由・審査項目で詳しく解説しています。
借入額を減らすことが一番の金利対策になる場合も
ローンを比較する前に、そもそも必要借入額が適正か確認してください。
例えば、
工事見積もり400万円 → 複数社比較後350万円
になれば、50万円分の借入そのものを減らせます。
金利差を探すだけでなく、工事費を適正化することも総返済額を抑える重要な方法です。
リフォームローン比較で確認したい10項目
| 項目 | 確認内容 |
|---|---|
| 1. 適用金利 | 実際に適用される年率 |
| 2. 金利タイプ | 固定・変動 |
| 3. 借入限度額 | 工事費をまかなえるか |
| 4. 返済期間 | 月々の返済額とのバランス |
| 5. 担保 | 無担保・有担保 |
| 6. 保証料 | 金利込み・別払い |
| 7. 事務手数料 | 契約時の費用 |
| 8. 金利優遇 | 住宅ローン・会員等の条件 |
| 9. 繰上返済 | 手数料・最低金額 |
| 10. 総返済額 | 最終的な支払総額 |
リフォームローンを選ぶ順番
迷った場合は、次の順番で考えると整理しやすくなります。
- ① 複数社からリフォーム見積もりを取る
- ② 工事費を確定する
- ③ 自己資金を決める
- ④ 必要借入額を決める
- ⑤ 銀行・ろうきん・JA・公的融資を比較する
- ⑥ 金利・手数料・返済期間を比較する
- ⑦ 審査条件を確認する
- ⑧ 総返済額で最終判断する
ローンを決める前に見積もりを比較する
リフォームローンの比較を始める前に、まず必要な工事費を把握しましょう。
1社だけの見積もりを基準にすると、必要以上に高い借入額を設定してしまう可能性があります。
複数社から同じ条件で見積もりを取り、工事内容と価格を比較することが重要です。
ローンを選ぶ前に必要な借入額を確認
まず希望するリフォームが実際にいくら必要なのか確認しましょう。複数社の見積もり・プランを比較すれば、必要借入額を整理してからローンを比較できます。
【PR】当サイトは一部広告を利用しており、お申し込み等により紹介料を受け取る場合があります。
公式情報・参考情報
金利・融資限度額・返済期間・優遇条件・申込条件等は変更されます。実際の申込み前に各金融機関の最新公式情報をご確認ください。
よくある質問
リフォームローンで一番おすすめの銀行はどこですか?
すべての人に共通して一番おすすめの銀行はありません。借入額、返済期間、金利、保証料、現在の取引銀行などを含めて比較する必要があります。
銀行・ろうきん・JAならどこが安いですか?
金利や条件は商品・地域・会員区分などによって異なります。表示金利だけでなく保証料や事務手数料を含めた総返済額で比較してください。
ろうきんのリフォームローンは誰でも利用できますか?
利用条件は地域のろうきんや会員区分によって異なります。最寄りのろうきん公式サイトで条件を確認してください。
JAのリフォームローンは農家でなくても利用できますか?
各JAによって利用条件が異なります。JAバンク公式でも融資条件は各JAごとに異なると案内されていますので、地域のJAへ確認してください。
省エネリフォームならどのローンがおすすめですか?
民間銀行のローンに加えて、住宅金融支援機構のグリーンリフォームローンも候補です。対象工事など所定の条件を確認してください。
金利が一番低いローンを選べばいいですか?
金利だけでなく、保証料、事務手数料、返済期間、繰上返済条件などを含めて総返済額で比較しましょう。
リフォームローンは何社くらい比較すればいいですか?
決まった社数はありません。まず現在取引のある銀行に加え、利用条件が合えばろうきん・JA・公的融資など複数の選択肢を比較すると判断しやすくなります。
ローンより先にリフォーム会社を決めるべきですか?
必要借入額を決めるには工事費の把握が必要です。まず複数社の見積もりで予算を整理し、高額工事でローン利用が前提なら契約前に融資の見通しも確認しましょう。
まとめ|おすすめは「自分の条件」によって変わる
リフォームローンは、単純な金利ランキングだけで選ぶものではありません。
銀行、ろうきん、JA、住宅金融支援機構など、それぞれに特徴があります。
比較するときは、
- 金利
- 借入限度額
- 返済期間
- 担保
- 保証料
- 事務手数料
- 優遇条件
- 審査条件
- 総返済額
まで確認してください。
そして、最初に行いたいのはローン選びではなく必要借入額の確定です。
複数社のリフォーム見積もりを比較して工事費を整理したうえで、自分に合ったローンを選びましょう。
ローン全体はリフォームローン完全ガイド、金利はリフォームローン金利の相場、審査はリフォームローン審査もあわせてご覧ください。