リフォームローン金利の相場と固定金利・変動金利・無担保型・有担保型の違い、総コストの比較方法をまとめた図解

リフォームローン金利の相場は?固定・変動・無担保・有担保の違いと比較方法【2026年】

リフォームローンを選ぶとき、多くの方が最初に気になるのが「金利はどのくらいなのか」という点でしょう。

ただし、リフォームローンは表示されている金利だけを比較して選ぶと、結果的に支払総額が高くなることがあります。

商品によって、固定金利・変動金利、無担保・有担保、保証料、事務手数料、金利優遇、繰上返済手数料などの条件が異なるからです。

この記事では、リフォームローンの金利を見るときのポイント、固定・変動の違い、無担保型・有担保型の考え方、総返済額の比較方法、2026年時点の金融機関の公式情報まで解説します。

先に結論

○ リフォームローンは表示金利だけで決めない

○ 金利+保証料+事務手数料などを含めて比較する

○ 変動金利は将来の金利上昇も考えて返済計画を立てる

○ 借入額を決める前に、まずリフォーム費用そのものを複数社で比較する

ローン全体の仕組みから確認したい方は、リフォームローン完全ガイド|金利・審査・借入額・返済期間・選び方をご覧ください。

目次

リフォームローンの金利はどう決まる?

リフォームローンの金利は、金融機関や商品ごとに異なります。

同じ金融機関でも、

  • 固定金利か変動金利か
  • 無担保型か有担保型か
  • 借入期間
  • 借入額
  • 住宅ローン利用者向け優遇
  • 対象工事
  • 申込方法

などによって条件が変わる場合があります。

そのため、「リフォームローンなら金利は○%」と一律に判断することはできません。

2026年のリフォームローン金利を見るときの考え方

リフォームローンの金利は市場環境や金融機関の方針によって変更されます。

実際に金融機関の公式情報でも、適用金利の変更が案内されることがあります。

例えば三菱UFJ銀行では、ネットDEリフォームローンについて、2026年8月時点で変動金利が年3.625%と案内されており、2026年10月1日以降の借入には年3.875%を適用するとしています。

重要なのは、申込時ではなく実際の借入時点の金利が適用される商品もあるという点です。

Webサイトで見た金利が、実際に借りるときにも同じとは限りません。

申込み前だけでなく、契約・借入実行前にも最新の公式金利を確認しましょう。

リフォームローンの金利比較で確認したい8項目

比較項目 確認する内容
適用金利 実際に自分へ適用される年率
金利タイプ 固定金利・変動金利
保証料 金利に含まれるか別払いか
事務手数料 契約時にいくら必要か
金利優遇 住宅ローン利用者などへの優遇
返済期間 何年まで借りられるか
繰上返済 手数料・最低金額
総返済額 最終的にいくら支払うか
リフォームローン金利を比較するときに確認したい適用金利・金利タイプ・保証料・事務手数料・金利優遇・返済期間・繰上返済・総返済額の8項目をまとめた図解

固定金利とは?

固定金利とは、一定期間または返済期間中の適用金利が固定されるタイプです。

金利が固定されることで、将来の返済額を把握しやすいメリットがあります。

例えば、

  • 毎月の返済額を安定させたい
  • 今後の金利上昇が不安
  • 長期間の家計計画を立てたい

といった方には検討しやすいタイプです。

一方、借入時点では変動金利より金利が高く設定される商品もあります。

変動金利とは?

変動金利は、市場金利などの変化に応じて適用金利が見直されるタイプです。

借入開始時の金利が比較的低く設定される場合がありますが、将来金利が上昇すれば支払利息が増える可能性があります。

変動金利を検討するときは、現在の返済額だけでなく、金利が上がった場合でも家計に余裕があるかを確認しておきましょう。

固定金利と変動金利はどちらがいい?

比較項目 固定金利 変動金利
返済額 見通しを立てやすい 変わる可能性がある
金利上昇 影響を受けにくい 影響を受ける可能性
借入時金利 商品による 低めの場合がある
向いている人 安定した返済を重視 金利変動を許容できる

どちらが必ず得というものではありません。

借入期間、毎月の返済余力、将来の収入見込みなどを含めて判断してください。

無担保型と有担保型でも金利は違う

リフォームローンには、大きく分けて無担保型と有担保型があります。

無担保型

住宅や土地へ抵当権を設定せず利用するタイプです。

手続きが比較的シンプルですが、有担保型と比べて金利が高めになることがあります。

有担保型

住宅や土地などを担保として設定するタイプです。

高額な借入や長期間の返済に対応しやすい一方で、登記や担保設定などの費用・手続きが発生する場合があります。

項目 無担保型 有担保型
担保 原則不要 必要になる場合がある
金利 比較的高めになる場合がある 比較的低めになる場合がある
借入額 比較的小~中規模向け 高額工事向け
返済期間 比較的短い商品が多い 長期対応の商品もある
諸費用 少なめになりやすい 登記等が必要な場合がある

金利だけでなく保証料を見る

ローンによっては保証会社を利用するための保証料が必要になります。

保証料には、

  • 金利へ含まれている
  • 契約時に一括で支払う
  • 別途支払う

といった商品があります。

例えば、金利が低く見えても保証料が高ければ、総コストでは他の商品より高くなる可能性があります。

事務手数料も比較する

ローン契約時に、事務手数料などが発生する場合があります。

少額のリフォームでは、金利差以上に手数料の違いが総コストへ影響することもあります。

金利だけを比較せず、「借入時に現金でいくら必要なのか」も確認してください。

住宅ローン利用者向けの金利優遇も確認

金融機関によっては、その銀行で住宅ローンを利用している人へリフォームローンの金利優遇を行っている場合があります。

三菱UFJ銀行のネットDEリフォームローンでも、住宅ローン利用者向けの金利優遇が案内されています。

住宅ローン返済中の場合は、

  • 現在借りている銀行
  • 給与振込銀行
  • メインバンク

などの商品を確認してみる価値があります。

工事内容による優遇金利もある

省エネ・バリアフリーなど、特定のリフォームを対象に金利優遇が設定される商品もあります。

例えば三菱UFJ銀行では、一定のバリアフリー化リフォームについて優遇金利が案内されています。

また、住宅金融支援機構では、省エネ改修を対象としたグリーンリフォームローンがあります。

対象工事・性能要件・申込条件などがあるため、断熱改修を検討している方は公式情報を確認してください。

金利が1%違うと何が変わる?

借入額と返済期間が大きくなるほど、わずかな金利差でも総返済額への影響が大きくなります。

例えば、

  • 100万円の小規模リフォーム
  • 300万円の水回りリフォーム
  • 500万円以上の大規模改修

では、同じ1%の金利差でも支払利息への影響が異なります。

特に長期間借りる場合は、月々の返済額だけでなく総返済額を比較してください。

リフォームローンで金利が1%違う場合に借入額100万円・300万円・500万円以上で総返済額への影響が大きくなることを示した比較図

月々の返済額だけを見ると危険

返済期間を長くすると、月々の返済額を下げやすくなります。

しかし、その分だけ利息を支払う期間が長くなる可能性があります。

比較するときは、

  • 借入額
  • 適用金利
  • 返済期間
  • 毎月返済額
  • 総利息
  • 総返済額

をセットで確認します。

「月々1万円安い」だけではなく、「最後まで返すと合計いくらか」を確認しましょう。

ボーナス返済を利用するときの注意点

ボーナス返済を利用すれば、通常月の返済額を低くできる場合があります。

ただし、勤務先の業績や働き方の変化によって、将来も現在と同じ賞与を受け取れるとは限りません。

基本的には通常月の収入だけでも返済を継続できる計画にしておくと安心です。

繰上返済手数料も確認する

将来資金に余裕ができた場合、繰上返済を利用すれば利息負担を軽減できる可能性があります。

ただし、金融機関によって、

  • 繰上返済手数料
  • 最低返済額
  • Web手続きの可否
  • 一部繰上返済
  • 全額繰上返済

の条件が異なります。

「金利ランキング」だけで決めない

インターネットでは「リフォームローン金利ランキング」という情報も見かけます。

しかし、ランキングの1位がそのまま自分に最適なローンとは限りません。

理由は、

  • 適用条件が異なる
  • 住宅ローン利用者限定の優遇がある
  • 借入額に条件がある
  • 返済期間が異なる
  • 保証料・手数料が違う
  • 審査結果によって条件が変わる場合がある

ためです。

ランキングは候補探しに利用し、最終判断は自分へ適用される条件で比較しましょう。

リフォームローンの金利比較手順

迷った場合は、次の順番で比較すると整理しやすくなります。

手順 確認すること
1 リフォーム総額を把握する
2 自己資金を決める
3 必要借入額を決める
4 返済期間を仮設定する
5 複数のローン商品を確認する
6 適用金利・優遇条件を確認する
7 保証料・手数料を確認する
8 総返済額を比較する
リフォームローン金利を比較する手順としてリフォーム総額・自己資金・必要借入額・返済期間・複数商品・適用金利・保証料手数料・総返済額の8ステップを示した図解

まず必要借入額を決めることが重要

ローン金利を比較する前に、実際にいくら借りる必要があるのかを明確にしましょう。

例えば、最初の見積もりが300万円でも、複数社を比較した結果、同等の工事が250万円でできる場合があります。

借入額を50万円減らせれば、その50万円には利息もかかりません。

つまり、低金利の商品を探すことと同じくらい、リフォーム費用そのものを適正化することが重要です。

見積もり比較については、リフォーム見積もりの比較方法も参考にしてください。

リフォーム会社の見積書で確認する項目

  • 工事総額
  • 商品・設備費
  • 施工費
  • 解体・撤去費
  • 処分費
  • 下地補修
  • 追加工事の可能性
  • 諸経費

ローン申込後に追加工事が発生し、自己資金が足りなくならないよう確認しておきましょう。

補助金を使えば借入額を減らせる?

対象となるリフォームでは、国や自治体などの補助制度を利用できるケースがあります。

補助金を利用できれば、実質的な自己負担を抑えられる可能性があります。

ただし、補助金は工事後に支給される場合もあるため、ローン契約時点の資金計画とは分けて考える必要があります。

詳しくは、リフォーム補助金2026完全ガイドをご確認ください。

リフォームローンの審査も忘れない

低い金利の商品を見つけても、必ずその条件で借りられるとは限りません。

金融機関による審査があります。

審査では一般的に、

  • 年齢
  • 収入・所得
  • 勤続状況
  • 既存借入
  • 希望借入額
  • 返済期間
  • 工事内容

などが確認されます。

審査の詳しい内容は、今後「リフォームローン審査」の専用記事でも詳しく解説します。

2026年の金利情報は必ず公式サイトで確認する

金利は変更されます。

検索結果や比較サイトに表示されている数字が古くなっている可能性もあります。

最終的には、

  • 金融機関公式サイト
  • 商品説明書
  • 契約前説明
  • 適用金利確認画面

などで最新条件を確認してください。

この記事で紹介する金利・制度情報は2026年9月時点で確認した内容を含みます。

実際の申込み・借入時には必ず各金融機関の最新公式情報をご確認ください。

金利を比較する前にリフォーム費用を比較

リフォームローンで無駄な利息を減らす一番基本的な方法は、必要以上に借りないことです。

そのためには、1社だけの見積もりで工事費を決めず、複数社の提案を比較することが重要です。

必要な借入額を決める前にリフォーム費用を比較

ローン金利を比較する前に、希望するリフォームが実際にいくら必要なのか確認しましょう。複数社の見積もり・プランを比較すれば、必要借入額も整理しやすくなります。

リフォーム会社の見積もり・プランを無料で比較する

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公式情報・参考情報

三菱UFJ銀行|ネットDEリフォームローン

三菱UFJ銀行|ローン金利

住宅金融支援機構|金利情報

住宅金融支援機構|グリーンリフォームローン

金利・優遇条件・融資条件は変更されます。申込み前・借入実行前に各金融機関の最新公式情報をご確認ください。

よくある質問

リフォームローンの金利は何%くらいですか?

金融機関、担保の有無、固定・変動、借入期間、優遇条件などによって異なります。一律の相場だけで判断せず、実際に適用される金利を確認してください。

リフォームローンは固定金利と変動金利のどちらが得ですか?

将来の金利動向や返済期間によるため、一概には決められません。返済額の安定を重視するなら固定金利、金利変動を許容できるなら変動金利も選択肢になります。

無担保型は金利が高いですか?

有担保型より高く設定される場合があります。ただし、担保設定に必要な登記費用等が不要になるため、総コストで比較することが大切です。

住宅ローンを借りている銀行のほうが安くなりますか?

住宅ローン利用者向けに優遇金利を設定している金融機関があります。現在利用している銀行の条件も確認するとよいでしょう。

金利が一番安いリフォームローンを選べばいいですか?

金利だけではなく、保証料、事務手数料、借入期間、繰上返済条件などを含めた総返済額で比較してください。

ローン金利は申込時に決まりますか?

商品によって異なります。借入実行時の金利が適用される商品もあるため、契約前に確認してください。

リフォームローンと補助金は併用できますか?

条件を満たせば併用できるケースがあります。ただし補助金の入金時期は制度ごとに異なるため、ローン返済とは別に資金計画を確認してください。

まとめ|リフォームローンは金利ではなく「総コスト」で比較

リフォームローンを選ぶとき、金利は非常に重要です。

しかし、表示金利だけを見て選ぶのでは不十分です。

比較するときは、

  • 適用金利
  • 固定・変動
  • 保証料
  • 事務手数料
  • 金利優遇
  • 返済期間
  • 繰上返済
  • 総返済額

を確認してください。

そして、ローン商品を比較する前に「そもそもいくら借りる必要があるのか」を明確にすることが重要です。

リフォーム会社を複数比較して工事費を整理したうえで、自分の家計に合った借入額と返済期間を決めましょう。

ローン全体については、親記事のリフォームローン完全ガイドもあわせてご覧ください。