ドローンによる屋根点検サービスはじめました!

ドローンによる屋根点検サービスのメリットとデメリット

屋根塗装業者の一部で「ドローンによる屋根点検サービス」を始めています。

ドローンとはこれです。

 

ドローン

 

ドローンによる屋根点検は業者側にも屋根点検を依頼するお客側にもメリットがあることは想像がつきやすいかもしれません。

業者は屋根に登る必要もありませんので無駄な人件費がかかりませんし、事故などの危険を回避する確率も上がります。

一方依頼するお客側もドローンで撮影した画像や動画をモニターで観ることが出来るので、我が家の屋根の状態を理解しやすいですね。

一見メリットが多いように感じるドローンによる屋根点検ですが、当然デメリットもありますのでドローンによる屋根点検サービスのメリットやデメリットについて詳しくお伝えしたいと思います。

ドローンによる屋根点検のメリット

ドローンによる屋根点検のメリット

 

今後は屋根・外壁塗装の業者でドローンによる点検サービス取り入れる業者が増えていくようです。

業界も注目しており、導入を目指すには以下のメリットがあるからです。

 

  1. 屋根に登る必要がないので落下などの危険リスクが減る
  2. 屋根に登った際に瓦や屋根材を踏んで破損させるといったことが無くなる
  3. 足場設置の必要がないため無駄な費用がかからない
  4. 訪問販売が良く使う悪質なトークに惑わされずに済む

 

何と言っても屋根に登らなくても現状の確認ができるということが最大のメリットです。

屋根に上る必要がないので落下などの危険リスクが減る

屋根塗装業者の職人さんや現地調査員が屋根から落下して事故が起きるケースも少なくありません。

万が一そんなことが起こったら、なんか演技が悪くてその業者には頼みたくない気がしませんか?

特に台風後の屋根修理や点検のために屋根に登った職人や調査員が転落して死亡したといったことは、ニュースで知った方も多いのではないでしょうか。

ドローンによる屋根点検により、現地調査時の危険やリスクを回避するというメリットと同時に、無駄な人件費がかからないというメリットがお客側にも生じます。

屋根に上がった際に瓦や屋根材を踏んで破損させるといったことが無くなる

あなたの家の屋根は既に傷んでいたり屋根材が老朽化・劣化している可能性が高いと予想されます。

誠実な現地調査員は屋根に登って自らが踏んだことにより、屋根材を破損させたことを正直に報告する業者もいますが大抵は隠すことが多いようです。

当然、細心の注意を払って屋根に登り点検をするはずですが、誰にもわからないし誰も見ていないのですから破損させた証拠がありません。

ドローンによる屋根点検により瓦や屋根材を踏んで破損させるといったことが無くなりますし、悪質な業者が良く使う「屋根の点検を行ったところ一部破損個所が見つかりましたので早急に修理しないと雨漏りの原因になりかねません!」といった嘘のセールストークに騙されることもなくなります。

足場設置の必要がないため無駄な費用がかからない

建物の規模によっては簡易的にでも足場を設置しないと屋根に登れないこともあります。

ドローンによる屋根点検により足場設置が不要になりますので、余計な点検費用がかからないというのはお客側にとってもメリットです。

訪問販売が良く使う悪質なトークに惑わされずに済む

悪質な訪問販売の業者が良く使う手口として「屋根点検を無料で行っております」と無料で点検することで安心させ、実際に屋根に登って修理の必要がないのに屋根材を割って「一部の屋根が破損しているので修理が必要です」などの悪質な勧誘に騙される心配がなくなります。

特に初期の調査段階において2~3社の屋根塗装業者に現地調査を依頼した際に、その差が顕著に表れるかもしれないので嘘も見抜きやすくなるメリットがあります。

ドローンによる屋根点検のデメリット

ドローンによる屋根点検のデメリット

 

ドローンによる屋根点検はメリットばかりのように感じますが、物事には良いことばかりではありません。

ここではドローンによる屋根点検のデメリットについてご紹介します。

 

  • 場所や環境によってはドローンによる屋根点検ができない
  • 近隣に迷惑をかけたり嫌がられる可能性もある
  • 細かい判断は実際に屋根に登ってみないとわからない

 

場所や環境によってはドローンによる屋根点検ができない

日本には「電波法」をはじめドローンを飛ばすことで抵触する可能性がある法律が存在します。

代表的なものとして「電波法」「県や市区町村の条例」「航空法」「民法」などがその一例です。

「バレないだろう」と安易にドローンを飛ばす業者もいるかもしれませんので、ここで重要なことはドローンによる屋根点検について正しい知識と資格を持った業者であるか?ということですので、業者選びは重要なポイントと言えるでしょう。

近隣に迷惑をかけたり嫌がられる可能性もある

ドローンを飛ばしていたら急にドローンが落下して隣の家に損害を与えてしまった。

ドローンによる撮影はプライバシーの侵害だ!と、お隣や近隣の住民から苦情を受けるなんてことも考えられます。

一般的に調査や工事の前には近隣住民への配慮を行うのが常識のある屋根塗装業者ですが、悪徳業者や適当な業者は事前準備や配慮不足な場合もあります。

業者にドローンによる屋根点検を依頼する際は、事前に近隣への告知と許可を取っているのか?あなたの方から確認するくらいの配慮も必要かもしれませんね。

実際に屋根に登ってみないとわからない

ドローンで撮影した画像や映像もすべてが鮮明とは限りません。ドローン本体の性能に起因することもありますので最終的な判断は屋根に登ってみないと分からないわけです。

ドローンによる屋根点検はあくまでも、現状の状態を大まかに判断する手段と思ったほうが良いでしょう。

今までのように現地調査スタッフや職人が屋根に登ることで応急処置ができていたというメリットが、ドローンによる屋根点検ではデメリットになります。

そこは状況に合わせてドローンによる屋根点検を依頼するのか?実際に屋根に登ってもらう点検を依頼するか?判断が必要になります。

ドローンによる屋根点検にかかる費用

現時点でのドローンによる屋根調査の費用は5,000円~8,000円です。

今後は「ドローンによる屋根調査点検を無料で承ります!」といった業者も増えるかもしれません。

ドローンを導入するにあたって会社は設備投資しているわけですから、無料ではないことが前提であると考えたほうが良いでしょう。

近い将来に向けてお客様へ先行投資すると割り切って、ドローンによる屋根調査点検を無料で実施している業者さんもあるようです。

結局重要になってくることは「業者選び」ということですね。ドローンによる屋根調査点検を無料で行ってくれて、口コミ評判や工事実績が豊富な塗装業者であれば「無料」で点検してもらいたいものです。

ドローンによる屋根調査点検無料詐欺が増えるかも?

現在のところドローンによる屋根調査点検を実施している業者の方が少ないですが、今後増えてきたときに懸念されることが「無料でドローンによる屋根調査点検やります!」的な悪徳業者の手口です。

無料でドローンによる屋根調査点検を実施するも何かと理由をつけて屋根工事の契約を取り、見積項目のどこかにしっかりとドローンによる屋根調査点検費用は上乗せする。

こんな悪徳業者が現れないことを願うばかりですが予備知識として、こんな業者もいるかもしれないと記憶の片隅に残しておくと被害に遭う確率も少ないでしょう。

ドローンによる屋根調査点検を依頼するには?

ドローンによる屋根調査点検は以下の流れで行います。

  1. ドローンによる屋根調査点検を実施している業者を探す
  2. 依頼する
  3. 実際にドローンによる屋根調査が可能か?業者側が調査・判断
  4. 日程を決める
  5. ドローンによる屋根点検・調査開始(当日は立ち合いが必要)
  6. 調査結果の説明を受ける

 

まとめ

ドローンによる屋根調査点検にはメリットもあり、デメリットもありますが何よりも重要なことは「安心してお願いできる屋根塗装業者を探すこと」ではないでしょうか?

その『業者選び』に失敗したことで悪徳業者に騙されたり、必要以上な修理費用を払うことになり結果泣き寝入りという話しが多いのがリフォーム業界です。

 

「屋根塗装・外壁塗装の優良業者紹介サービス 【ヌリカエ】」では、どんな些細なことでも専任のコンシェルジュが相談に乗ってくれます。

あなたの地域に対応している屋根塗装業者で、ドローンによる屋根調査点検が可能な業者を探すことのお手伝いも可能です。

相談したから依頼しないといけない。ということは一切ありませんのでお気軽にご相談してみることをオススメします。

 

外壁塗装・屋根塗装の優良業者紹介サービス【ヌリカエ】

 

台風などの自然災害により屋根が破損したとか雨漏りしたという状況になると、屋根塗装業者が忙しくなりすぐに工事着手してくれる業者が見つからないこともあります。

被害が大きくなる前に事前に屋根の点検や修理・補修をすることで最小限の被害に抑えられますので、万が一に備えてあなたのお住まいの地域で信頼できる屋根塗装業者を探しておくことも準備のひとつかもしれませんね。

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